友人の電話
「子猫拾ったんだけどさ…」
友人からのまさかの電話でした。今度は駐車場の植木の下で鳴いていたのを見つけたとのこと。
「今から行くから!」
ちょっと待って~


ボロぞうきんのような子猫
友人は子猫を段ボール箱に入れて連れてきました。その子は出会ったときのハルソラよりも小さく見えました。そして何よりボロボロでした。

目ヤニが固まってしまったのか、両目とも開きません。4本足で立つことができず、かろうじて前足にだけ力が入っている様子。後ろ足を引きずりながら、前足の力だけで前に進もうとします。尻尾も動かず垂れ下がったままです。もしかすると下半身がマヒしているのかもしれません。

その子は一生懸命鳴いていました。ですが声にはなりません。鳴きすぎて声が枯れてしまったのでしょうか。

とにかくひどい状態でした。僕は思いました。
そんなに長くは持たないかもしれない、と。


ミルクを与えてみると…
 子猫用のミルクを与えてみました。すると、子猫は力強くゴクゴクと飲み干したのです。その様子を見たとき、さっきまでの考えはスッとなくなりました。僕は感じました。

「大丈夫だ。この子は大丈夫だ」



新人1
新人2
新人3
新人4

新入り子猫が仲間入りです。

次回、ボロボロ子猫を病院に連れていった話です。



今回から『ボロボロの子猫』編を始めます。ハルソラと出会ってから1ヶ月経たないくらいで出会った子猫の話です。
『ボロボロの子猫』編が終わり次第、『ソラの話』を再開します。


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